なににも当て嵌らない、貴方という存在。

過去のイベント

Prologue

「緊急アナウンスです。暴走の危険性があるためK・G施設内で隔離されていた危険度AのCode・NULLが脱走しました。」


……ああ、どうしてみんなにげるの?


「現在K・G施設内_いるAランク以上の職員は速や_に対象の鎮圧を」


わたし、ここのことをしりたいだけなの。


「Bラン_以下の職員はCode・NULLの避難誘導をお願__ます。」


おはなししましょう、わたしと。


「尚、現_CODE・P所長_不在の為、」


にげないで、にげるんだったらつかまえなくちゃ。


「戦闘時や遭遇した際の判断はSランク職員に_されま_」


…さっきからこれ、うるさいわ、なんなのかしら。


「暴走している_め、対象の危険度は」


それにみんなさけんでいるわ、わたしのかお、そんなにひどい?


「特別ランク、A+(エープラス)に割り振られます。」

イベントボス・Aurora(収束済み)
戦闘イベント【ねむりひめのゆううつ】


『名前』Aurora・Bailey(アウロラ・ベイリー)


『容姿』画像参照


『異能』「氷鉄の眠り姫(コールド・スリーパー)」⚠️閲覧規制がかかっています。⚠️


『備考』2年前の東京異変で異能を発現し、制御する事ができず2年間自身ごと凍結したCode・NULL。一向に目覚める気配がなく施設地下に隔離されていた。暴走時のため、首元のタグに神経毒が打たれるようになっているはずだったのだがタグの故障により無意味化した。


HP・450(250以下になると気絶させるためのダイスを振る事ができます。)

音声記録.1

___再生。


「……あのさぁ、絶対狙ってたでしょ。」


《怯えながらなにがだと叫び散らす男性の声。》


「私を用もないのに政府と組んで適当な理由で呼び出して、施設すっからかんにしたつもりだった?」


《鈍い音。》


「機械の故障を狙って、あの子の暴走を狙って、私の天使達を少しでも殺すつもりだった?」


《叫び声。》


「機械の故障もどーせ仕込んだんでしょ。突然起きて暴走始めたのもタグになんか仕込んでたんでしょ。ねぇ。」


《悪かったと謝る男性の声。》


「私別に謝りほしくないし。今は"あのタグ"を作ったお前の首さえ持ち帰ればいーや。」


《先ほどよりも強い鈍い音。》


「あーー…死んじゃった。まいっか、とりあえず今は己の未熟さに打ちひしがれちゃお…」


《ふわり、ふわふわり。》


「ごめんねぇ…Sランク職員いたけどみんなに怪我させた、怖い思いさせた、ごめんね、ごめんね。」


《きらきら、きらきら。》


「あは、みんなを守るとか言っといてかっこわるぅ…」


《りんりん、りんりん、りん。》


「あー、癪。こいつと組んだ政治家全員殺すか。」


《しゅわ、しゅわわわ。》


「待っててね、絶対みんなのこと幸せにするから。」


《ぷつん。》






「___K・G研究所で暴走したCode・NULLですが、無事に鎮圧された模様です。続いてのニュースです。Code・NULLのタグを生産している会社の社長が不審な___」

音声記録.???

「__うるさいなぁもう、上手くやってるから良くないか?」

無能な政府の犬の癖に主人に向かって吠えるのか。

「…べつに吠えるだけで噛み付いてないですー。わんわん。てか俺猫派なんだけどぉ。」

……とにかく、次の調査は上手くやれよ。

「はいはいわかってるっつーの、全くぅ、無能だからってこき使っちゃって。まーいい金もらってるしがまんするけど。」

無能だからこそお前も上手く使えるんだ。

「あっはははは!わかってんじゃん。俺ってやっぱりイケメンだし使えるでしょ?」

お前を有能とは言わないけれどな。

「ぴえん、そんなこと言われたら噛んじゃうかも。わんわん!」

お前のその性格さえなんとかなればもっと上手く行くのにな。

「えーひどぉーい、それはお互い様でしょ?」

…今日はよく吠えるな。

「ったりまえじゃァん、だってもうすぐ俺もK・G見に行けるんでしょ?あァ〜楽しみ♡」

無駄な事はするなよ。今度はちゃんと計画を立てて__

「んも、わかってるってばァ!アンタの長話飽きるから俺もう帰るぅ〜。ばいばァ〜い!」

(遠くなる靴の音。)

…はぁ、とんだ問題児だな。しかも噛みつかれたら大怪我の超大型犬と来た。




(ドアの閉まる音。)











(___廊下に響く靴の音。)

「あは、相変わらずどいつもこいつも馬鹿ァ。俺が国ントップになったらもっと上手く全員殺すのに!」



(カリッ、なにかを噛み砕く音。)



「__あァ、鳥籠の中の小鳥ちゃん達。」



(漏れ出る邪悪な笑い声。)



「___アンタらのなかに、俺と同じ"無能"はいンのかな…♡」
「名前ェ?あーー、本名教えていいんだっけ?あやっぱダメ?じゃあGine(ガイン)で!」


【名前】Gine(ガイン)
【性別】男性
【年齢】不明
【容姿】192センチ、体重不明の大男。死んだ紫の瞳と黄緑色のオッドアイ。口はいつも緩やかな弧を描き、怪しげに笑っている。服装は画像参照。
【性格】彼は無能だ。彼は悪人だ。彼は嘘つきだ。彼は最強だ。
彼は___
《残念、ここから先のデータは削除済みでーす♡》
【ランク】不明
【異能】不明
【武器】不明
【SV】「アンタは、俺と同じ"無能"か?」「____あはッ♡俺の前じゃアンタも無能だな!そんでもってアンタの前だったら俺は有能だ!最ッ高…ッ!!あっははは!」
【備考】政府の犬、それが俺。今回は視察っていう目的でK・Gに遊びに来ちゃった♡まァまァそんな緊張しないで、怖がられるのは仕方ないわな!嘘つきの言葉を信じるかは好きにしな、でも少なくとも"今回は"なぁんも手出ししないよ、約束したげる。

てか視察っていうか俺がここ見に来たかっただけだし!俺が勝手な行動すると政府のお仕事クビんなっちゃうからマジ勘弁ね、俺無能だし!痛いことしないでーーっ、俺もしないから!…ね?

SランクCode・NULL"ソフィア"について

◼️月◼️日

暴走していたSランクCode・NULL、"ソフィア"の拘束が完了した。

拘束に納得がいかないようで時たま暴れる事がある。

異能は他職員の異能で無理やり抑え込む形。

人魚のような容姿をしているが、肺呼吸はできる様子。

また、極めて危険度の高い異能と判断したため、拘束具を所長の判断無しで外す事は禁止する。

時折夢心地のように現実との判断がつかない言葉遣いが見られる。暴走や暴れる事を防ぐために刺激はしないように。







____________________


「____…ああ、わたしの王子様はいつ現れてくれるのかしら。」

イベント「にんぎょひめのあんうつ」

みし。みしみしみしみし。

ああ、待っていてわたしの王子様。

ぎち、ぎち。

今度はわたしから会いに行くって約束したのよ。

みぢ。

あと少し、このくらいの拘束解いてみせるわ。愛の力は偉大なのだから。

ばき、ばきばき、ばき。

ねぇ、待っていて、プリン。

ばきん。

___ああ、それとも

ばきっ。

___◼️◼️ウ◼️って呼んだ方がいいかしら。


にんぎょひめのあんうつ 3/9 20時半〜

緊急連絡⚠️

ざざ、ざざざ、ざ。



あーあーあー、聞こえてる?

どぉーもぉまじ焦りのぴーちゃんです!!

あの!秘匿にしていたSランクのNULLちゃんが脱走しました!

Aランク以下の職員、ヌルちゃんは遭遇したら逃げるのを第一に!

対象___ソフィア、異能の暴走はしてないけど極めて危険度が高いプラス興奮してる!だから___

"人魚に会ったらすぐ逃げろ"!!

ぴーちゃん今からそっち向かうけど時間がかかる、

命賭けてもいいぜって言う子だけ足止めしてほしい!

ごめん、これ私の責任…!だけど突き通す所長命令はただ一つ!










_______死ぬなッッ!!!



ぷつん。
イベントボス・sophia(収束済み)
戦闘イベント【にんぎょひめのあんうつ】


『名前』Sophia(ソフィア)


『容姿』画像参照


『異能』⚠️閲覧規制がかかっています。⚠️


『備考』⚠️閲覧規制がかかっています。⚠️

HP・???(???以下になると気絶させるためのダイスを振る事ができます。)

音声記録.C

「まったくぅ、ぴーちゃんいいとこ無しどころか悪いとこばっかじゃない?」

《その、ごめんなさい、ぴーちゃん…》

「いーのいーの、こっちこそずっと閉じ込めててごめんね、ソフィア。」

《でもわたし、色んなところを水浸しに…》

「それはまぁ、片付け手伝ってくれたしヨシとしようか、あとさ〜、提案なんだけどさ〜」

《あの水槽は嫌___》

「ちゃうちゃう。あのね、暴走の可能性があるからまだ完全に自由って訳にはいかないんだけど」

《えっ…と、それは…》

「みんなにまた会いたいでしょう?もっと広い水槽も用意するし、拘束具ももっと痛くないのにするし___」



「Aランク以上の職員はソフィアに会えるようにしたいんだけど、どうかな。」






《…ふふ、わたし、今…寿命が一年減ったわ!》

「ええ、どゆこと〜〜!?早死にしないでよ!?」

《ふふ、ふふふっ》












《ぴーちゃん所長は分からなくていいの、これは私だけの幸せ(ハッピーエンド)だから!》



にんぎょひめのあんうつ—完—