Code・NULL

【名前】ミハイル・ミネルヴァ
【性別】男
【年齢】19
【容姿】緑色のツーブロックで、シャツに白衣に普通のズボンに革靴。肌は白くて、後ろにはオウル用のバックパックがある。
【性格】とにかく冷静。相手が例えなんであろうと、何もせずに逃げる性格はしていない。ただ、相手が殺す気ならこちらも容赦せず息の根を止めることを優先する。また、卑怯な戦法を厭うことはない。
【ランク】B
【異能(あれば)】なし
【武器】二動作式ドローン『ワンレンズオウル』
浮遊型の単眼レンズ付きの黒色の黄緑ラインが入ったドローン。胴体に銃口を備えており、此処から放たれた電撃は相手の動きを即座に止めるほどの強力な電流を流す。また、両腰部分に筋肉細胞を急激に緩めるものや麻酔もあるので拘束手段として困る事は少ないが、あくまでNull用に制作しているため例え麻酔でも人間に撃った場合毒性が強くて死に至る場合もある。移動に関しては最高70km/h、高度は100m、範囲は半径300m。

シックスティ・リボルバー
別名60口径リボルバー。専用の60口径弾を使用した、かなり破壊力のある拳銃。
【SV】『ドローン起動、オートコントロールで対応する』
『オウル、敵はNullだ。思う存分浴びせてやれ』
『毒を使用する。異能以前に呼吸器から逝くだろうな』
【備考】B級なのは単純な戦闘力では他の職員に劣るが、道具を使った戦法では強い為そこらへんが考慮された結果、今のランクに落ち着いた。
ワンレンズオウルは彼の最高傑作で、それなりの耐久度を誇る。前に起こったSランクNull『ソフィア』の暴走事件を考慮して、耐水性やその他高電圧などに耐えられるようにもなっている。
ちなみに道具などを利用した戦い方においてはSランク職員のクラウス・アルカディア・ローゼングラムより強い(あちらは単純な戦闘力において上だが、トラップに関する扱いはそこまで得意ではない為)
過去はある研究員だったらしい。

【名前】ザラ

【性別】雌

【年齢】22

【容姿】
ギイギイと軋む音が聴こえるでしょうか。
真っ暗な部屋の中心には白い塊がぼんやりと浮かんでいます。貴方が一つ近づくと、途端に発光し、部屋全体に真っ白な糸が張り巡らされているのが認知できます。まるで蜘蛛の巣のような糸の中心に白い塊はありました。捕らえられた餌のように、静かに揺れています。半透明のベールのような布を掻い潜ると、白い塊＿＿繭のような置物を鮮明に見ることが出来るでしょう。その光沢といい、集めれば上等な絹糸ができると推察できます。
その繭の中に居る、人影こそが─── Code・NULL:Zaraです。

人影について:背丈は150ほどの小柄な身長であり、シルエットからはワンピースを着たお下げ髪の少女のようだと認識できます。

【性格】
基本は眠っているため大人しいNULLですが、寝つきが悪く一度起こすと彼女が疲れるまで〝おしゃべり〟に付き合わなければいけません。また非常に繊細な個体であるので、取扱う際は細心の注意を払ってください。

【危険度】B
※Zaraは地下の収容室にて管理されています。
※現在、Bランク以上のK・G職員のみ接触することが可能です。
注意:対象と接触する際は必ず防寒着を着用すること。(詳細は【異能】に記載)

【異能】揺籃歌 - ようらんか

───ねむれ、ねむれと唄う母親の声が何処からか聞こえてくる。これは私の母親、█████の歌声だ。間違いない、何度も聴いたあの優しい声。
＿＿夢なのだろうか？　きっとそうだろう、あの人は██だのだから。夢であるならば、まだもう少し。もう少しだけ浸っていたい───

説明:Zaraの異能はZaraの私的領域(この場合は収容されている部屋が該当する)に対象が踏み込んだ際に発動します。子守唄のような親しみのあるメロディーが、どこからとも無く流れ出し、対象の意識を奪おうとします。このメロディーに当てられた対象は途端に眠気に包まれ、朦朧とし、数分も掛からずに睡眠状態に陥ります。この状態に陥った対象が私的領域内に存在すると、徐々に体温を奪われていき、吸熱反応による寒さからの凍傷、最終的には仮死状態になることが確認されています。

しかし、クラヴィスを所持するBランク以上の職員に対しては効果が無効化された、或いは軽減されたデータが残っています。

【SV】
「……こんにちは。ドクター、ここは？」
「私は病気で搬送されたと聞いています。……ちがいますか？」
「────そう、ですか」
「すこし、つかれました。今日は休みます。」

「…………また。」

【備考】
［実験ログ］
・非常に音に敏感なようだ。ノックなどの軽いアクションで目を覚ました。
・大きな音が弱点らしい。騒音／爆音を浴びせ続けると15分ほどで気絶した。
・メロディーについて尋ねると、彼女も歌い出した。あまり出来は良くなかったが、懐かしさを覚えた。
・食事について尋ねた。自給自足しているらしく、外部からの供給は不要。たまに我々から貰っていると言っていた。
・二年前の事件以前について尋ねた。沈黙を返された。あまり聞かれたくないようだ。

【名前】村上 紂子(むらかみ ちゅうし)

【性別】男

【年齢】33(見た目はこれよりも10歳ほど若く見える。本人はいつか摂取した試薬品のせいだと言う)

【容姿】黒髪ぱっつんでおかっぱのような髪型。切長の目に平行眉。目は三白眼気味。どこへ行くにも丈の長い白衣を着用しており、足首も殆ど見えないがデニムやスラックスを履いている。施設内では裸足にサンダル、屋外に出る場合は靴下を着用し革靴を履く。白衣は滅多に脱がないため中の服は謎。白衣の上からでも分かるほど貧相な身体をしており、身長は160cmほど。尚、やや猫背なため実際はより小さく見える。クラヴィスは普通の鍵型で、研究所の鍵や実験場の鍵、自室の鍵などと一緒くたになって鍵束に吊るされている。鍵束は白衣のポケットの中。

【性格】自身の異能の効果に反して不運体質。よくつまづいたり目の前で目当ての商品が売り切れたりする。他人を揶揄うのが好き。自分勝手且つ研究者気質で自身が興味のあるものには熱中しがち。鈍感な人間やお堅く口うるさい人間を嫌っており、相対した際は不愉快そうな態度を隠そうともしない。ドライで面倒くさがり。

【ランク】D

【異能】自身に降り掛かる負の出来事を自身から遠ざける異能。事実、異変で一つの研究所が壊滅した時も、彼だけは無傷で救出された。
摂取しようとした毒物は試験管ごと床に落ち、這って啜ろうとも一向に効果は現れない。降る瓦礫は見事に彼を避け、放たれた銃弾は偶然舞い降りたカラスに命中するか、偶然故障した拳銃の中で眠ることになる。
紂子を避けた瓦礫が他人に当たるなど、彼が不運を逃れたことで周囲に人的影響が及ぼされることはない。
尚、防がれる不運は基本的に命に関わるものや重症を負う可能性が高いものに限られる。

【武器】無し

【SV】「おやまあ。また随分と強力な異能だねえ、解剖しがいがあって嬉しいよ……あはは、冗談冗談」「え、結婚？あのねえ、私は君たちの研究で忙しいんだよ。そんなものに現を抜かす暇なんてないの、ほら実験始めるよ」「君のそういうところホントに嫌い」「ねえ君、ちょっとこれ食べてみない？大丈夫大丈夫、なんも入ってないから！ちょっと記録とらせて！」

【備考】異能の発動や威力、効果の程度などを抑えたり、反抗的なNULLの封じ込めに使用したりするための薬品を開発している。ただし失敗も多く、持ち前の不運体質からか思いもよらない効果が発現し周囲が迷惑を被ることもあるため、彼から渡された飲食物や不審な場所に置かれている飲食物は口にしないほうが身のためである。(※もしくは同人誌的な展開に役立ててくだされば幸いである)

新薬や珍しい植物の効能などをすぐに自分で試そうとし度々痛い目を見ている。また、Dランク職員でありながら危険度の高いNULLの実験などに駆り出されることも多く、その背景には彼の持つ異能を活かした「実験による被害者の最小化」がある。運動神経は悪くないが体力が非常に乏しく、階段を少し駆け上っただけでぜーはーと息をしている。

「ママったらひどいの！ メルシーのこと、いっつも『嫌い』とか『まずそう』とかいうの！」

【名前】メルシー・バード

【性別】♀

【年齢】10代らしい

【容姿】彼女はもはや人間ではない。
まず目を引くのはその腕だ。肩から下、本来あるべき部位は羽根で覆われている。広げれば大きな二対の翼となるだろうそれが、羽ばたいたという事例は依然としてない。
変化はそれだけではない。薄汚れた白銀の髪には所々に羽根がある。それは飾りというにはしっかりと付いており、生えているというには毛先すぎる。更に、耳があるはずの部位にはふっさりとした獣耳にも似た翼があり、変色した肌は灰褐色で元の肌色なんてうかがえない。
鳥に近い容姿をした彼女は、いつも地べたを這っていた。
体長1.5ｍ弱。体重60㎏前後。

【性格】無邪気で多感的。生まれたての雛のように好奇心旺盛で幼い。というのも実際に彼女は幼児退行をしている節があり、記憶も疎らで名前すらも忘れているという現状だ。この2年で「ママ」を通して学習を行っており、一般教養程度の知識はある様子。それにしても年不相応な振る舞い（ちょっとした悪戯だ）で職員を多々困らせている。

【危険度】C

【異能】メリー・アンハッピー
・彼女は必ず、一日に一人を不幸にします。これは彼女がこの世に存在する限り確定事項であり、誰にも変えることができない事象です。

　「今日もしあわせないちにちでした！」
彼女はいつもそう言っている。
何もない日でも、悲しいことがあった日も、“ママ”が死んだ日でも。
彼女が毎日幸せを感じることも、変えられない事象なのだ。

【SV】
「ねっ、ひどいでしょ！？　だからメルシーもひとこと言ってやったのよ！ だいすき！って！」
「…………え？ だって、ママがそう言ってたから……嫌いの上は大好きでしょ？」
「───っっわ、わざとよ！ わざと言ったの！！ ばか！！」

【備考】
現在の“ママ”は男性職員（40代後半/ランクC）である。

【名前】服部　金持(ふくべ　きんじ)
【性別】男
【年齢】19
【容姿】身長176cm。ツヤのある黒く短い髪は、癖っ毛なのかところどころハネている。櫛で梳かしてもすぐに戻ってしまうらしい。目元は鋭く、目が合っただけで睨まれているのかと思うほど。研究所からなるべく出ないことをモットーとしている為、服は用意された白衣と外出用の黒パーカーと黒ズボン(不審者セット)しか持ち合わせていない。
【性格】必要なものは全て父が買い揃えた。嘗められることのないようにと、多くの時間を勉学に注いだ。運動も、言われた通りにそつなくこなした。しかし、運命とはなんと残酷なのだろうか。彼には一切の才能がなかった。大人へ近付いていくにつれ、他者との格差をこれでもかというほど叩きつけられた。彼は、自分がとんでもない馬鹿で間抜けな野郎だということを悟った。それ故か、自分以外の者全てに対してコンプレックスを抱いている。現在の金持は臆病者で卑怯者。身の危険が迫れば迷わず逃げ出すし、誰かを盾にするかもしれない。自分の行なっている研究に対して、あまり興味を持っていない。お金に対して相当な執着があるようだ。お金は貸すが頼まれても貸さない、自分がそうしたいと思った時に貸す。返さないと勿論キレる。男が嫌いで女に弱い。
【ランク】Cランク職員
【異能】『悲運の呪い』恐ろしく悪運が強い。たとえ命の危険に晒されようとも、よほど理不尽でない限りは生き残れるだろう。極端な話、どれだけ死亡フラグを重ねようが、重症、危篤で済むのだ。彼の仲間がいない場合には。もし仮に、仲間と呼べる存在が彼の側に立っていたならば、彼の持つ悪運の強さも、その他全ての運命力さえもが仲間へ流れていく。
【武器】護身用にもらったナイフのみ。銃なんて握ったことがない。
【SV】「…どうしてお前みたいなのがって顔してるな…っ？！気に入らない気に入らない気に入らない気に入らない気に入らないっ……！」「お前…下僕にしてやってもいいぜ？僕はこう見えて結構な金持ちでさァ〜〜、命令さえ聞いてくれりゃあ良いんだけどなァ〜〜？」「…『ふくべ』な。『はっとり』じゃ〜なくて、『ふくべ』……誰に向かって説明してるんだあああ僕はッ！」
【備考】実家がかなりの金持ち。研究所で働く人としての技術は不足しているが、金と関係者とのパイプを使って強引に職員の仕事を掴み取った。一切の才能が不足しているが、『仲間を守る』という一点においては、彼は一流なのかもしれない。

【名前】瀬尾 いつき(せおいつき)
【性別】女
【年齢】20
【容姿】藍色の髪を一つに結び前髪を垂らしてる。ルビーの指輪がタグです。ジーンズとシャツと動物のTシャツ。常にバックパックを背負っているし。身長は175cmと高い。
【性格】いつも支離滅裂な言葉を使う。兎が好き。嫌いなのは退屈。常に考え事してた。楽しい事と美味しい物と動物が好き。キミが一人称、ウチが二人称。
【危険度】D
【異能】[Word-Chain]制約:不詳/発動条件:不詳/効果:認識したものを増幅させる。※主催者様に許可取りました。
【SV】「ば、ば、ば、バイトリーダー。」「連絡事項。ううん、なんでもない。」「んひ。ひみつ。ツーストライク。」
【備考】くだらない。いつきは高校の卒業旅行で田舎町からひとりでヒッチハイクしながらこの街へ来た。退屈な集落での生活より此処は何倍も良い。いやなのは閉じ込められて退屈なとき。キミはウチと来てくれる？

【名前】雨宮 碧唯(ｱﾏﾐﾔ ｱｵｲ)
【性別】♀
【年齢】17
【容姿】【イメ画参考】雪のように白い肌に薄らとしたピンクの唇。艶やかな青髪を胸下辺りまで伸ばしている。髪型はおさげ。白のモコモコぽんぽんが付いてるヘアゴムで結んでいる。目はライトブルーでぱっちり二重。服は青系の花柄肩出しワンピース。靴は白のヒールサンダル。
【性格】怖がりで泣き虫の甘えん坊 癒し系の妹キャラ 泣き虫だがしっかりと仕事をこなすプロ魂があり、芯が強い
【危険度】C
【異能】【泡気砲（バブル・ボム）】起爆性のバブルを複数発生させる能力。バブルは触れることで小規模な爆発を引き起こす たまに感情が昂りやや中規模な爆破を起こすこともある。触れると数秒後爆破する
【SV】『初めまして 雨宮碧唯です ここに来るまでソロアイドルとドラマーしてました よろしくお願いします』『あおい みんなから妹っぽいって言われるけどね、あおい実はお姉ちゃんなんだよ 下に小学生と幼稚園の妹が2人居るの とっても可愛いんだよ』『あおい泣かないもん!!』『うぅぅぅ…近付かないで!!あおいに近付くとバブルで爆破しちゃうよ~!!ぐすん…』
【備考】異変が起こる前までソロアイドル兼プロドラマーとして活動してた。一人称『あおい』二人称『○○ちゃん・くん』青色やパステルグリーン系統のお洋服やアクセサリーが大好き。 身長がかなり低い・容姿が少し子供っぽいのでたまに小学生5・6年か中学生に見間違えられることが少々ある。妹っぽいが実は長女 下には小学生と幼稚園児の妹が2人いる。最近はヒールサンダルを履いて少しだけ身長を大きくしている。好きな物…妹2人.青色系のお洋服や小物類.スイーツ.ドラム.アイドル 嫌いなもの…お化け.怖い人.虫など

「この世界は残酷な鳥籠…。」
【名前】Symbole=E(シンボル=エー)
【性別】少女
【年齢】26歳(外見は16歳程に見える)
【容姿】金糸の様なブロンド色の髪。頭の上に純黒のリボン。髪の毛の長さは長髪。双眸の色は緑色。こんな容姿―――意味は無いわ…。服装はロリータファッション。フリルの袖が
付いた長袖のYシャツの上に青色のベスト、白いフリルの付いた灰色の膝下スカートを着ており、青色のタイツと黒いパンプスを履いている。服の胸元や右腕の上腕に黒いリボンを
付けている。令嬢と評すに相応しい姿をしているが、この様な姿をしているのは異能の縛りが関係している。身長は157cm、体重は40kg。スマートな人体比率をしており、彼女の体裁
はまるで御人形である。クラヴィスは諸事情により所有していない。基本的に白衣は着ないが、公的の場では着用する。
【性格】何かを諦観している。頼まれた仕事は粗忽なく熟す。ネガティブであり、端的に言えば病んでいる。詳しい内面を知りたければ、彼女と関わって行くしか無い。
【ランク】A、K・G職員
【異能】詳細は不明だが肉体が再生する効果だけが明瞭に発揮されているコード・ナル。この異能に名前は無い。何故なら彼女が異能に名前を付ける趣味は無いから。この異能は常
時発動している。この異能の主な力は「不死に近い再生力の付加。及び即死級の攻撃を食らった際に即死しない程度の威力に抑える」と言うもの。その躯を裁たれても、糸が撓む様
にバラバラになっても、私の体は元通り…。但し攻撃を受け続ければ何処かしらで再生出来なくなる許容範囲が存在し、完全な不死ではない。なので攻撃をし続ければ壊れてしまう。

この異能の効果で彼女の身体内部構造が普通の人間の構造とは異なっているが、伏せられているデメリットを軽減する以外の事には役立たない。

異能のデメリットは現状だと不明。分かる事はこの異能による内部構造変革が無ければ衰弱死する程に重いデメリットである事のみ。秘匿情報であり、一部上層部(Sランク職員等)以外には知らされていない。
【武器】ハンドガン。正式名称は不詳。恐らく改造拳銃だと思われる。殺傷を可能とする銃弾を放つ典型的な銃ではなく、麻酔銃や睡眠弾と言った敵を無力化する弾を放つ拳銃
である為、敵に明確なダメージは与えられない。当たり所が悪ければ話は別である。然し彼女曰く、意図的に当たり所を悪くは出来ない様であり、相手から当たりに来ない
限りはあり得ない。
【SV】「この仕事は無意味かも知れないわ…だけど…誰かの救いになっているの…。自分にとっては無価値でも…誰かの価値になるなら、それは立派な事よ」
【備考】
彼女は元々収容されたコード・ナルであったが、仕事の処理能力の高さや頑丈になる異能を買われて職員にされた。それからは日々過酷な毎日を送っている。
コード・ナルになる前もきつい生活を送っていたらしいが、そんな事を聞いても悲しくなるだけで意味なんて無い。

そう―――意味なんて無いのよ。

【名前】桑原 太子(くわばら たいし)

【性別】男

【年齢】56歳

【容姿】黒黒した髪を胸辺りまで伸ばし、後ろで三つ編みにしている。前髪はオールバックでリボンは紫。垂れ目でつり眉。口元に髭。服はくたびれた白シャツに茶と白のノルディックセーター、ズボンはチェック柄やデニムなど。霧や靄のようなものが彼を取り囲むように立ち込めており、その濃さは彼の意思や感情によって変化する。タグはループタイ型。身長は162.1cm。

【性格】人と争うことを好まないが、温厚で人畜無害というわけではない。飄々としており頭脳明晰で人の心理を探ることに長けている反面、体力や筋力はなく気分屋で親しい人は少ない。好きなものにはすぐに飛びつくが、嫌いなものはとことん嫌い。

【危険度】B

【異能】「夢日記」任意の範囲内の人間に悪夢を植え付ける。個人の深層心理にある恐怖を悪夢として具現化させるだけではなく、見た悪夢の記憶を植え付け忘れられないようにする。影響範囲内の人間は何度寝ても同じ悪夢か悪夢の続きを見ることになり、そのうち睡眠に対する恐怖や悪夢で負ったトラウマから重度の鬱病ないし不眠症を発症する。最大影響範囲は不明。影響範囲外に出れば悪夢を見ることはなくなるが、見た悪夢の記憶は残っている。任意の人物の負の記憶を取り除くこともできるが、その場合は取り除いた記憶を本人が夢で見ることになる。

【SV】「悪夢を見たからって私のせいにしないでください。どうせそんなのすぐ忘れますって！」「あわわ……くわばらくわばら……桑原だけに……」「私なんて子供どころか奥さんすらいませんから。はあ、誰か良い人いませんかねえ。貴方知りませんか？」「いやお恥ずかしい。恥ずかしいので霧で隠しておきましょうかね」

【備考】かつては心理学者として大学で教鞭を執っていた。今はやむを得ず退職したものの、施設内でも論文を書いたり著書を纏めたりしている。好きなものはブラックコーヒーと散歩。曰く、この施設は自分にとって老人ホームのようなもの。胸ポケットに懐中時計があり、中には親戚の子供の写真が嵌め込まれている。

【名前】奈良坂 朱史 (ならさか あかし)

【性別】男

【年齢】18

【容姿】黒髪にまばらに白髪が多数。側から見たら灰色の頭髪。服装は鼠色のフード付きパーカーに黒いジャージズボンとラフな部屋着。これは基本的に家？に居るいわば部屋着。出かける時は何故か年中カーキ色のふわふわファー付きロングコート。本人曰く「寒がりだから仕方ない」とのこと。ポケットには常にカラーコンタクトレンズとアイボ◯やデジ◯イ系統の目薬及び洗浄薬。基本的に手ぶら。実は異能の影響で黒目が消えている(視力はある)ので、外出時や気分でカラコンをつけて黒目を作っている。元陸上部で体付きは運動してる人って言う感じ。ので足速い。首輪型のタグが付いている。色は黒。本人は飼い犬みたいで心底不快と中々の不評。腹に縫い目、膝に傷痕。腹のは盲腸で。膝は派手に転んで。常に無表情で何考えてるかわからない。

【性格】自由奔放で何を考えているかよくわからない。未成年であるにも関わらず喫煙経験者。素行は程よく悪かった。学業も結構残念。特に数学が酷い。でも勘や頭の柔軟さは悪くない。多分地頭は良いと信じたい。音楽好きで、たまにアコギを持ち歩いて外出する。ギターの腕はかなりのもの。他人に打ち解けるのが早かったり遅かったり結構ムラがある。ゲームもたまにする。でもFPSめちゃめちゃ苦手。やるのは大体ポケ◯ンとかの対戦系。尚黒星のが多い。過去に空手や水泳、合気道やダンスだったり色々な習い事をしていたため、結構多才な人物。ただしゲーム、お前はダメだ。常に無表情…と見えるが、顔に出すのが苦手なだけで感情は豊か。

【ランク】D

【異能】「REAL」
相手を凝視、またピンホール効果のように見える場所を絞ることで相手の本性を見ることができる。見える際には顔、歯、舌、体全体など、体の部位に文字が浮かび上がってくる。その人が嘘をついていれば「Liar」と。感情を装っていれば「Anger」「Sad」「Fear」など、本心が文字として出てくる。その本性がドロドロとしている、端的に言えばとんでもない本性を隠し持っていたら、その文字は滲むように現れ、通常よりもドス黒い。発動時は真っ白な目に毛細血管が浮き出て来て、真ん中に集まる。集まったところに血が滲んだような真っ赤な瞳孔と心臓のように鼓動する丸い虹彩が浮き出る。その際視界は赤く染まって気持ち悪いらしい。

【武器】コブシデ(なし)

【SV】「あ、どうもどうも。お世話になってます。」「うっわ腹黒…ムリムリ。もう本性見たくない。怖い。」「あち。(おでんを食べた)」「アーッお客様困ります。ゲーム機没収は困ります。」「それ、嘘だね。」

【備考】猫舌。好物は塩唐揚げ。奢ってあげると懐きます(猫)