なににも当て嵌らない、貴方という存在。

世界観

2019年、東京。1月13日、午後13時未明__

変異の嵐が、起こった。


あるものは翼が生え、


あるものは氷を操り、


あるものは炎を操った。


東京の人口の3割が突然、異能力を発現した。


…人々が変化に対応するまで、2年の時が過ぎた。


現在(いま)は2021年、異能力者「Code・NULL」を東京都に隔離する施設、異能力者研究所 K・Gが設立され、Code・NULLの暴走や政府への反逆を防いだ。

2年の時で対応できたのは奇跡だった。それでも、

家族を殺されたもの、

恋人と離れ離れになったもの、

日常がもう戻らないものになったもの…

様々な人々が未だ苦しんでいる。


その中で苦悩する、貴方たち。


___これは、何にも当て嵌らない「貴方」の物語。